リーダー研修Ⅱ「危機管理~体験を語る~」(オンライン研修)

 

日 時 2021年2月27日(土)
13:00~15:10
目 的 支部長・施設幹事・リーダーの役割を認識し、活動実践に結びつけることができる
対 象 埼玉県看護連盟会員
講 師 新型コロナウイルス感染症:地域医療機関の状況
赤羽岩淵病院 院長 熊川 寿郎 氏       

新型コロナウイルス感染症:看護職政治家としての活動
座長 参議院議員 石田 まさひろ 氏
さいたま市議会議員 稲川 智美 氏
蕨市議会議員 大石 圭子 氏
坂戸市議会議員 飯田 恵 氏 (公務のため欠席)
坂戸市議会議員 田中 栄 氏 (公務のため欠席)

 

アンケート集計結果

 

 

今日の研修についてご意見やご感想がありましたらお聞かせください

  • 議員の方に、直接現場の声を聞いていただけたことは良かったとおもいます。集合研修もいいですが、リモートは講義内容ややり取りなどより近くに見えて良かったです。
  • Zoom研修だった為、勤務中に参加出来た。今後も行われる事を希望します。
  • 病院における感染対応の現状については、これまでも学ぶ機会がありましたが、熊川先生が実践しておられる地域医療については、感染対応以外のことも大変勉強になりました。石田先生は意見を直接吸い上げてくださり政策に繋げていただけるので心強いです。この研修を受講する機会をいただきありがとうございました。
  • オンライン研修は初体験でしたが、集中して聞くことが出来て、「こんな方法もいいなぁ…」と思います。今後の研修にも参加していきたいです。
  • 高齢化社会の知識から新型コロナ感染について学べた。
    また、コロナ感染による影響を知り、行政に働きかける必要性を理解できた。
  • 座談会は、現場の声を直接伝えられるので、とても有効だと実感しました。
  • ZOOMは、時々接続不良となりスムーズに聴くことができず残念でした。
  • タイムリーな研修内容でとてもよかったです。ありがとございました。
  • 補助金助成金等、政治家は考えてくれていることが、石田先生の話でわかりました。現場の声を届けて、今後も考えていっていただきたいです。しかし、補助や助成を受け取る側の体制というものも、整っていないのだ!ということを実感しました。当院でも事務長や看護部長がかわり違和感を感じているところがあります。学び、声をあげていかなければ…と思いました。
  • 看護学生に対する悩みは共通なのだと知り、石田先生が話されていた、助成?補助?についての情報が具体的に知りたいと思いました。国の政策と県、市の実情・進捗状況とのギャップ、時間差を感じ、考える時間となりました。
  • 議員の方々に直接、現場の声を届けることができ有意義な研修会だったと思います。
  • 新型コロナウィルス感染症対策の今、これから、など貴重なお話がたくさん聴くことができて良かったです。
  • 参考にしてこれからも頑張ります、ありがとうございました。
  • 看護学生の実習ができず卒業後コミュニケーションスキルが不足で心配です。
  • 現場の声を現職議員さんに直接伝えられていると、感激しました。Webの研修は、苦手意識がありましたが、時間節約(電車乗り継ぎ等)できとても良いと思います。
  • コロナ禍における状況や国の政策について聞く事ができました。
  • 石田先生に話を聞いてもらえたのでよかった。
  • 石田先生の政策の話はとても興味深く聞くことができました。
  • 難しい国会中継は、時間的にも見ることができず、新聞やニュースを見ても、医療、看護に直結している話を選んで聞くことができないので、良い機会でした。
  • 研修など、なかなか受けられないコロナ禍でもう少し情報が流れやすい何かがあればいいと思いました。

今後希望する研修がありましたらお聞かせください

  • 看護職のメンタルヘルス
  • 石田参議院議員とお二人の市議会議員の活動座談会は具体的な内容で聞き入っていました。また、同じような研修があればと思います。
  • 地域連携に関する事や病院経営、またこれからの医療の変化に関するトピックスがあったら学びたい。
  • 具体的なゾーニング法について。
  • 意見交換をメインとした形式
  • 看護に関する受けることができるかもしれない助成や補助金について!
  • 認知症ケア加算やせん妄ハイリスクケア加算の取得を実現させてくれましたが、実際問題、加算に見合うだけの成果や効果はあるのか知りたいです。
  • 自分自身の今後のキャリア形成について考えるヒントになるような内容の研修会
  • パワハラやセクハラがありこころに関連した研修
  • 当院では、初めて新卒者を4月から迎える予定ですが、現場で教育しようと考えていますが、3か月以降6か月位に21年度の学生を受け入れてどうかなど、職場長に話が聞ける研修を設けてほしい
  • 今後も時世に合致した研修を希望致します。
  • ズーム研修だけでなく、録画された研修を自分の時間で見れればもっとたくさんの定法をかんたんに聞くことができると思います。看護協会や連盟のホームページ内にYou Tubeの動画が貼り付けられていたり、聞きたいところだけ見たり聞いたりできたらいいと思います。

今、職場で困っていること、看護系の議員に問題として伝えたいことがありましたら教えてください

  • 訪問看護師として日々、駐車場所に苦労しています。駐車許可書はあっても金銭的に大変なお宅からパーキングのお金も遠慮してしまい、ステーションの持ち出しも大きな金額となっています。
  • オムツ交換や処置に、今までずっと食品用ポリエチレングローブを使用してきました。コロナ対応をするようになり、感染症専門看護師の指導をいただく機会があり、グローブを医療用グローブに変更すべきだと指摘をいただきました。しかし、流通がない、コスト高になる等の理由から、病院から食品用ポリエチレングローブのままで対応するようにと言われました。微小な穴があるグローブでの排泄援助や吸引等の処置に抵抗があります。療養型病院は、急性期と医療が違うとはいえ認知症対応、全介助レベルのケアなど、直接患者の体液に暴露するリスク、交差感染リスクは高い現場です。コストのかかるディスポガウン、エプロンはビニール製のものも中々使用できず、ナイロン製ガウンを消毒しながらリユースして対応せざるを得ない状況です。洗濯や消毒業務にもおわれ、現場は煩雑すぎる状況だと感じています。
  • 職員の離職、スタッフが高齢化していることの懸念
  • コロナ禍での新人教育のあり方。
  • 人員不足の中でも、コロナ対応、ワクチン対応に加え、次年度の新人及び学生教育には多くの負荷がかかります。それでも病院経営を考えると、回転率を上げたり、重篤な患者受け入れをしていかなければならず、更に負担は増します。タスクシェアを提案しても他職種の負荷も大きく、進まない現状です。幅広く、職員募集をしていますが、私が勤務するような中小規模は知名度も低いせいか、看護師に限らず問い合わせすらない状況で本当に困ってます。できる範囲で工夫を凝らしてやっていますが、職員の体力、精神力をどこまで支えられるか不安です。
  • 例えばコロナ禍においても、患者に関わる事は専門職以外でもできることが沢山あると思うのです!例えば事務処理、患者家族との病状ではないやり取り、清掃等…個人防護具の不足していたときは過ぎたので、積極的に介入いただければ、私達の負担は軽くなったり人数が少なくて済むと思うのです!看護師さん保健師さんありがとう!ではなく専門職以外でまかなえることに介入していただく事をどんドン踏み込んでいただきたいです!
  • 国会中継でも看護師からの生身の意見を聞きたいといつも視聴しています。石田先生。応援してます。
  • 現場は、頑張っています。コロナ患者様のエンゼルケアが十分出来ず、心痛める看護師のはなしを聞きました。どうか現場の事実を先生方に届くように、今回の機会を与えて頂いた、看護連盟様、参加頂いた方に感謝申し上げます。
  • 今後の動向も読めないコロナ渦において、臨床実習の経験がない学生達が卒業し入職してくる現状です。看護学校には学生を卒業させるという使命があるのは理解できますが、実際には「学内実習はどのようにクリアしたのだろうか?」「日々の学習・課題への取り組みには問題なかったのだろうか?」「接遇や一般常識を学ぶ機会はなかったのか?指導されてこないのか?」など、卒後の臨床現場で何とかしてほしい・・・と感じ取れる方々の入職がここ数年多い印象です。臨床現場も新人は毎年入職して欲しいし育てていきたいと考えていますが、決してゆとりのある教育体制ではありません。全ての学校が、成績さえクリアしていれば卒業させます・・・という考えでないと信じたいですが、一部の大学や看護学校では一般常識含むその後の教育は臨床現場任せという教育姿勢・教員の指導方法が目に余りモノ申したくなることがあります。「このまま卒業させるには問題あり」と感じる学生は、下駄をはかせてまで卒業させてほしくありません。少なからず臨床経験のある教員の肌感覚で「臨床に出すにはちょっとまずい」と感じる学生はもう一年学内演習や対人コミュニケーションを経験させてから卒業させてほしいです。臨床で疲弊しているのは、実は新人ではなく、新人を支えている教育担当者達です。
  • ワクチン接種時の人員確保は病院でも課題となっています。
  • 看護職の仕事を同じ病院内でも理解していない人達がいるのが現状です。
  • 頑張りますので看護職の注目度を引き続き継続していって下さい。
  • 現在老健で勤務しております。老健での医療提供は全て包括であります。今回入所者1名が陽性となり、約10日間入院待機となりました。この間、対症療法として使用した点滴や抗血小板、解熱剤等の内服薬について、全て施設負担でありました。
    また、日帰り手術の適応範囲が広がり、術前後の検査もより細分化されたため、これらの事前検査も全て施設負担でありました。老健における検査や医薬品費の包括範囲の広さによる、施設負担増が悩みです。
  • やることは増えているが、スタッフは変わらない、むしろ減っていく状況。看護助手やMAが増えて来たら、業務分担で楽になるのではと思う。看護の補助業務をしてくれるスタッフについて補助などはできないのでしょうか。

連盟活動についてご意見やご要望がありましたらお聞かせください

  • 連盟の活動を通して看護職と政治は切り離せないものと理解できるようになりました。今後も研修に参加して学んでいきたいと思います。
  • ZOOMによる研修の充実。
  • ズームの研修はまだ不慣れですが、時間がタイトに済んで受けやすかったです。今後もご検討ください。
  • いつも貴重な研修を企画していただきありがとうございます。また、小規模病院の現状を聞き取っていただき感謝しております。
  • 本日の研修会開催について、大変お疲れ様でした。
  • ありがとうございます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
  • 活動がもう少し連盟員にわかりやすくなるといいと思います。